子どもの足を速くする方法を運動のプロが徹底解説!!素人でもできる自宅で簡単トレーニング!!

皆さんはお子さんの足の速さを気にしたことがありますか?

そして、そのために色んなことを調べたことないですか?

本やネットに書いてあることは様々で、結局どれがよくて、何をすれば良いか迷うところだと思います。

ママさん

実際何が良いのかわからないもんね・・・

そして、それをみていて感じるのは、実は小さいお子さんには中々当てはまらないことが多いということです。

あれはどちらかというと、もう少し動作の言うことを聞いて、自分の動きのことを理解できる小学校高学年ぐらいになってからだと思います。

何より指導していて思うのは、こちらの言うことを全く聞いてくれないという事と、言ったことは1時間もあればすぐ忘れてしまいます。

ひろパパ

なので、体にそのやり方を染み込ませないと毎回毎回同じことを教え続けないといけないのです。

そのためにも、今回は子どもと遊ぶ中で自然とできる足が速くなるためのコツをお伝えします。

そして、それは自宅で簡単にでき、体のことがわからない素人のママさんでも取り入れられるトレーニング方法なんです!!

職業上、人の運動をみるプロとして、どうすれば足が速くなるのかを、子どもとの遊びを取り入れた方法でお伝えしていきます。

足が速いってどういうこと

よーいドン

まずは足の速さについて、少し紐解いていきましょう。

そもそも足が速いっていうのはどういうことなのでしょうか?

よく保護者の方々から聞かれるのが・・・

  • うちの子はどうして足が遅いんだろうか?
  • 他の子はみんなもっと早いのにな~

なんて言葉です。

こんな疑問や悩みをお持ちのママさんはきっと多いはずですし、実際によく相談を受けます。

みんな子どもの運動のことはやっぱり気にするもんなんだね。

ひろパパ

結局、ママさん達がいきつくのが・・・

ママさん

そういえば運動神経って遺伝が関係するってよく聞くもんね!

といった言葉です。

現に親が運動音痴だから、子どもも足が遅いんだろうな、それはもう仕方ないですね、って決めつけてしまうことがあまりにも多いです。

そういった親御さんにははっきり言います。

足の速さは遺伝ではなく、運動能力(運動神経とはちょっと違いますよ)の違いによるものなんですって!!

ひろパパ

そうすると運動能力も遺伝でしょっと言われるのですが、結論からいうと運動能力は遺伝だけでは決まりません!

実は運動神経自体も全てが遺伝ではありません。気になる方はこちらも要チェック!
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なので、足を速くすることはトレーニングによって可能なのです。

ではどうすればと気になるところですが、まずは足が速いってそもそもどういうことかをまずは理解していきましょう。

足の速さはピッチ×ストライドで表される

よく足が速くなるためには、しっかり足を上げてとか、腕をもっと振ってとかって言いますが、そもそも足が速いということはどういうことなのか。

それには足をもっと早く動かすことや、腕をしっかり振れているということがどう走りに影響を及ぼしているのかを知る必要があります。

一般的に足が速いということはこのような形で表されています。

スピード=ピッチ×ストライド

 

ここでいうピッチとは足の回転数のことになり、ストライドというのは足を出す1歩の幅のことです。

子どもが大人より足が遅いのは(当たり前ですが)、筋力がまだ十分ではないから、足の回転数が遅く、1歩が小さいからということがわかります。

今回は、足を速くするためにもまずは「ピッチ」と「ストライド」という観点で走りをみてみます。

その中で、じゃあどうすればこの「ピッチ」と「ストライド」をトレーニングで変えることができるのかを実際みていきましょう。

子どもの足が速くなるためのポイント①ピッチについて

足の回転数というと少しわかりにくい感じですが、ようは一秒間にどれだけ多く足踏みを増やせれるかということです。

では、この足踏みの回数は鍛えれば鍛えるほど増えると思いますか?

ひろパパ

ママさん

それはトレーニングすれば、増えるんじゃないの?

実は、足踏みの回数は世代によってそんなに大きく変わるものではないそうです。

全力疾走して、1秒間に4.3歩進むのが人間の限度であり、

小学生も、中学生も、高校生も、そしてあのウサイン・ボルトでさえもそれ以上にはならないというのです。


ロンドン五輪陸上男子100mで金メダルを獲得しポーズをとるボルト(ジャマイカ)

ママさん

へ~、そうだったんだ!

つまり目指すべきは、足踏みがちょっとでも早くなることなのですが、実は足が遅いお子さんはこの足踏みの速さが極端に遅くなってしまうのです。

では、何故足踏みをするのが遅くなってしまうのか?

そしてどうすれば速くすることができるのでしょうか?

子どものピッチをあげるために必要な「つま先の力」

少しイメージしてほしいのですが、皆さんは足を素早くあげるとき足のつま先か踵のどちらからがあげやすいですか?

もう少しわかりやすくいうと、素早く足をあげるには地面をしっかり蹴れないといけません。

地面を蹴るということは、つまりジャンプするときと一緒なのです。

ジャンプするときにつま先に体重を乗せて飛びますか、それとも踵に体重を乗せて飛びますか?

恐らく答えは「つま先」だと思います。

これはつま先に体重がかかることで、実は足の後ろのふくらはぎにある筋肉が働いてくれます(専門的には下腿三頭筋という筋肉になります)。

実はこの筋肉にはバネのような作用があり、つま先にしっかり体重がかかると、このバネがグッと縮まります。

そして、そのバネが伸びあがる力を使ってジャンプしたり、足を上げたりするのに働くのです。


引用元:ワンピースより

イメージはこんな感じ!!

ひろパパ

よくかけっこしている子どもたちが本気を出すとかいって、裸足で走ったりしています。

思い出すとよくやったな~。当時はなんとなく足が速くなるイメージしかしてなかったけど。

ひろパパ

実はあれは裸足になるから足が早くなんじゃなくて、裸足の方がより地面をつま先で蹴りやすくなるからなんですよね。

足が早い子は、つま先で蹴った方が早くなるって、なんとなく体の感覚でそれがわかるんですね。

ひろパパ

その反面、足が遅い子を見ているとわかるのが、足が遅い子は地面をバタバタと足の裏全体で地面を押して力をだそうとします。

なので、一回一回の足のあがりも、地面をしっかり蹴りだせていないから非常に弱くなってしまい、結果的に前に進むための蹴りだしが弱くなってしまうのです。

まずはしっかりつま先で地面を蹴れることからトレーニングすることが大事になります。

小さいお子さんをお持ちの親御さんは是非、お子さんが小さいうちから「ぴょんぴょんはねる」ことをやってみてください。

それが、後々足の速さに大きく関わってきますので!!

ここでもう一点、実はつま先で蹴ることで他にも足に良い効果をもたらすことがあります。

足が速くなる、「つま先でのけり出し効果」とは?

皆さんも一度、つま先に体重をかけて、大きく背伸びをしてみてください。

そうすると膝がグッとのびて、太ももの前の筋肉が働いているのがお分かりでしょうか?

ママさん

あ~、なんとなくわかります。膝がぐっと伸びる感じですね。

この太ももの前の筋肉は専門的に大腿四頭筋(だいたいしとうきん)と言います。

この太ももに力が入るということが、走るためには実はすごく大事になります。

じゃあ、走りにどう影響するかというと、地面を蹴る時にふくらはぎ同様、地面を押すときにこのバネののびる力を膝でも作り出すことができるのです。

つまりふくらはぎ(下腿三頭筋)太もも(大腿四頭筋)二つの力で地面を押して前に進むことが、実はこの後話をする走るために必要なもう一つの要素のストライドというところにもつながってくるのです。

なので、ここでのポイントはつま先でしっかり地面を蹴りながら、膝を伸ばすといったことをトレーニングとしてやってみてください。

ここで、我が家で実践している遊びを取り入れた運動をご紹介しますね。

ひろパパ

我が家なんかでは、ちょっと高いところにジャンプして、自分より高いところにあるものを触るなんてことをいつも子どもと一緒にやりながら、このジャンプするという力をつけています。

結構子どもに「〇〇くん見て、見て」なんて言いながら親が楽しそうにジャンプしていると、案外子ども達もマネして楽しんでやってくれるので!!

足が速くなるためのポイント②ストライドについて

次はスライドについて考えてみましょう。

ストライドとは、足が一歩出る時の幅のことになります。

そりゃ、一歩がでかければそれだけ前に進むってのは当たり前ですが、子どもにはそれぞれその子の身長にあった足の長さがあります。

じゃあ、小さい子は一生懸命頑張って足を遠くに出さないと、このストライドは伸びませんってなりますよね。

そうなると、一歩を大きく出そうとすればするほど、走っているフォームは崩れるに決まっています。

それじゃあ、かえって速く走れないのが目にみえてしまいますよね。

じゃあ、どうすればこのストライドが大きくなるのでしょうか?

それには足をより高くあげる必要があるのです。

なぜ足を高くあげる必要があるかというと、低いところから物を投げるのより、より高いところから物を投げた方が遠くに飛ぶのはイメージできますか?

つまり、足を出すのも一緒でより足を高くあげることが、足の一歩を大きく前に出すためには非常に大事になってきます。

どうしても速く走るってことを意識すると「前に前に」ってことを意識すると思うのですが、実は動きの観点でいけば走っている時にかかる力の作用は斜め前方に向かうのが大事なのです。

そして、この斜め前方への力を生み出すためには大事な2つのが必要になります。

物理を習っていた人ならピンとくると思いますが、その2つの力とは、力の合成力」ということになります。

ママさん

ちからの・・・ごうせいりょく・・・?

物理が苦手な人のために簡単に解説すると、ある物体に対して2点の方向に力が加わると、その物体にかかる力はその2つの力が合わさった形で引っ張られます。

どういうことかというと、2人の男の子が買い物袋を運ぶ場面をイメージしてください。

A君とB君がそれぞれ荷物を自分の方に引っ張り、持ち上げようとすると、2人の力は合わさって、結果的に荷物は上へ引っ張りあげられます。

これを走っている時に置き換えると、走る時に大事なのは、足を前に出すことと、しっかり上に持ち上げることになります。

ストライドを広げるためには、より足は前に出さないといけません。

それだけではなく、足を遠くに運ぶためにはより高い位置から足を降ろした方が良いということなのです。

足が速くなるストライドを広げるために大事な筋肉は?

そのために必要になってくるのが、上への力である足を引き上げる筋肉大腰筋(だいようきん)になります。

大腰筋は、腰の骨から股関節の付け根を経由して、足の骨につく大事な筋肉です。

この筋肉は、我々人間が2足立ちになる際に最も発達した筋肉になります。

そしてこの筋肉が強ければ強いほど足をより高く、遠くへだすことができるようになるので、是非この筋肉はトレーニングして鍛えてください。

足が速くなるための大腰筋を鍛えるトレーニング

やり方はとっても簡単で、立った姿勢からできるだけ大きく足(太もも)を上に持ち上げます。

この間は体がフラフラしすぎないようにしっかり支えましょう。

そして、高くあげた足をより前方へ大きく踏み出します。

この時の注意点としては、前へ出す足が真っ直ぐでるように心がけることです。

外側にいきすぎるや内側に入る場合は、走っていても前に進む力が分散されてしまうので、できるだけ足は真っ直ぐ出すように意識しましょう。

そして最後は前足にぐっと体重をのせていきます

実はこの前足に体重をのせるといった動作が非常に大事になってきます。

是非皆さんも一緒にやって体感して欲しいのですが、その際にとても伸びる足の部分があるのです。

分かりましたか?

ひろパパ

ママさん

反対側の付け根がすごくつっぱります。

そうです。

前に出していない反対の足の付け根がすごく伸ばされるのです。

実はその足を出す方と反対の足になる方が、走る動きにおいては非常に大事になってくるのです。

実は大事な支え足の大腰筋の作用

このときに伸びている筋肉が大腰筋になるのです。

足を一歩出す為には、この後ろ足がしっかり後ろに残ったままいれるということが大事になってきます。

大腰筋には先ほど話したふくらはぎの筋肉同様、伸びると縮まりやすくなるという性質があります。

つまり、ストライドを大きくしようとするあまり足を出そう出そうと思い、不自然なフォームを作らなくても、子どもの場合はしっかり筋肉をのばし、その反動で働く筋肉のバネの力を使い足を出す方が最も効率がよくなるのです。

なので、大事なのは足を高くあげるということもそうですが、反対の足の付け根が走っているときも常に伸びていくということも大事になってくるのです。

実は、最近の子どもはこの太ももの前の筋肉(大腰筋)が固い子が多いんです。

昔はよく外遊びをし、色んな障害物などに上ったり、走り回ったりして、この大腰筋を自然と伸ばすことができていました。

しかし、今では外遊びの機会が減り、椅子に座る時間も増えどんどん姿勢が崩れていく(いわゆる猫背の悪い姿勢へ)中で、こういった筋肉がのびるといったことの経験が少なくなってきています。

そうすると、やはり走っているときに足をしっかり前に出すということができなくなってくるのです。

なので大事なのは足を前に出すために足を高くあげることと、支えの足をしっかり伸ばすといったことが大事になってきます。

あと、付け加えるなら、その時に体(上半身)が前や横に倒れていてはしっかりこの大腰筋をのばせなくなってしまいます。

なので、ある程度走っているときは体を起こすという姿勢を心がけてください。

足が速くなるためには、特に子どもの時期には筋肉を頑張ってつけすぎる必要はありません。

実は運動に必要な筋肉も、持久力が要る筋肉なのか、瞬発力が必要になる筋肉なのかで、鍛え方は異なります。

足が速くなるにはこの瞬発力が必要な筋を鍛える必要がありますが、それはアスリートを目指す人で十分です。

それよりも大事なのは、体をどのように使っていくかということと、その体の動きが出せるような、柔軟性のあるやわらかい体が必要になります。

柔軟性を引き出す上でも、子どもは小さいうちからいっぱい公園なんかで遊ばせることが大事になってくるのです。

足が速くなるための大事なまとめ!

「ひろパパ流」足が速くなるための秘訣!
  1. 足が速くなるためにはピッチとストライドの2点を考える
  2. 足の回転数(ピッチ)を上げるためにはしっかりつま先でけり出す
  3. 足がでる歩幅(ストライド)を広げるためには、しっかり太ももの付け根から足を高く持ち上げる
  4. 足を出す際には出す足よりも支え足の付け根をしっかり伸ばす
  5. 走るためには筋肉ムキムキを目指さず、柔軟性を重要視する

足を速くするための本などでは、小学生ぐらいは対象でも、もっと小さい子に対して、中々子どもの体に合わせて書かれていることが少ないのが現状です。

おそらく子育てをしていて経験することは、子どもに足を速くなってもらおうと色々アドバイスすればするほど、フォームやその他いろんなことを気にしすぎてかえって、足が遅くなるといったことがよくあります。

ママさん

実際、素人の私がするとそうでした。

この時期に最も大事なのは正しいフォームや細かいことよりも、必要な筋肉がしっかり働き体が柔軟に動くことが重要になってきます。

そして、子ども達が「走りやすい自然なフォーム」をいかに作ってあげれるかが大事になります。

今回は、運動に関してこれまで色々学んできたことに加えて、実際の子育て経験から感じたことを書いてみました。

試せる部分などは是非試してみて、お子さんの晴れ舞台を素晴らしいものにしてあげてください。

足が速くなるためのトレーニング第二弾はこちら!
子どもの足を速くする方法第2弾!!スポーツ科学は子どもでも応用可能!

それでは、皆様の子どもの成長と健康を子育roomより祈っています。またいつでも遊びにきてくださいね!!

ひろパパ

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子どもの運動神経は遺伝では決まらない!!脳科学的観点から徹底解剖、運動神経を良くするために大事なこととは? | 子育room にコメントする コメントをキャンセル

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